エピソード オブ んーぼー。

ただいまぁ!

はいさい!
謎の発熱で、ブログ再開のタイミングが思い切り遅れてしまったダイビングガイド兼写真家のせ~じです!

特に忙しすぎたわけでもなく、メンタルダウンしていたわけでもなく、ちょいと時間をかけて思考したいことがあって、数日の予定でお休みしたわけなんですが、、、

謎の発熱で1週間近くダウンしてしまい、再開のタイミングを逃しちゃいました。

テヘペロっ!

そんなわけで、お待たせしました!
今日からしっかり再開します!

また、よろしくお願いします。

 

今日はスカッと晴れた座間味島。
気がつけば、3月も残り数日。座間味のホエールウォッチングシーズンも、ラストスパートです。

そんな中、今シーズン最後のクジラ調査へ行ってきました!

今日の調査船は「えりせら」。
船長は、私のクジラ師匠のひとり「宮平寿夫」さんっす。

「んーぼー」登場!

今シーズン最後の調査。
気合いを入れて出港してみたら、かなり近い海域に親子クジラの情報があったので、そちらへ向かいました。

で、親子クジラを撮影していたら、どこからともなくデカいクジラが登場!

母親クジラに交尾のチャンスを狙ってやってきた雄クジラです。

突然現れた雄クジラの背中。
なんか見覚えがある。。。

船長の寿夫さんも背中をみた瞬間、そわそわし始めるし(笑)。

このクジラのテールを見て、寿夫さんも私も大興奮!

座間味ホエールウォッチングファンの中で超有名かつ超人気者の、「んーぼー」だったんです!

調査の最終日に、会えてよかったぁ。

「んーぼー」のエピソード。

さて、この「んーぼー」と名付けられたクジラ。
座間味近海で初めて確認されたのはなんと1990年のことなんです!

識別番号ZA-3。
座間味で3番目に確認されたザトウクジラ。

初確認から26年。
毎年とはいかないものの、2、3年スパンで座間味近海で確認されているスーパー常連クジラです。

私が初めて出会ったのは一昨年のクジラ調査のときだったなぁ。
さて。
なぜ「んーぼー」という名前になったのか。

えりせら船長・寿夫さんのあだ名「んぼー」にちなんでるんです(笑)。

 

寿夫さんのあだ名が「んぼー」となった由来は、ここではやめときましょうね(笑)。

かつて、戦後の大規模捕鯨で座間味近海から姿を消したザトウクジラたち。

捕鯨がなくなり、ザトウクジラが座間味近海に帰ってき始めてまだ間もない頃、特に1990年前後はまだザトウクジラの数も少なかったんです。

クジラが好きでたまらない大先輩たちが、山から自分でクジラを見つけては海へ出る。

そんなホエールウォッチング開拓期だった頃、寿夫さんは水中マイクを入れてクジラのソングを確認しながらクジラのいる場所を探し当てていたそうです。

そして、寿夫さんが初めて確認して尾びれの写真を記録したクジラが、あのクジラだったんです。

で、寿夫さんにちなんで「んーぼー」という名前をつけたんですって。

寿夫さんにとって、超!思い入れのあるクジラだったんです。
そりゃ、そわそわしちゃいますよね。

寿夫さんは「んぼー」なんですが、このクジラの名前については、「んぼー」説と「んーぼー」説があって、どっちが正しいかは、まだ決まってません(笑)。
まだ若かりし寿夫さん。当時、
「これ、ワンのクジラ(オレのクジラ)!ワンのクジラ(オレのクジラ)!」
ってはしゃいでる姿があまりにも印象深かったと、先輩が話していました(笑)。

人にも、クジラにも、たくさんの想いと歴史が積み重ねられて座間味のホエールウォッチングがあるんです。

 

だから、座間味のホエールウォッチングなんです。

ホエールウォッチング開拓期のあの頃に比べると、今はザトウクジラの数も増え、その海域も広がり、あちこちでホエールウォッチングを始めるところも増えてきました。

でもね、今日話題にした「んーぼー」と寿夫さんのエピソードは、座間味ホエールウォッチングのほんの一部っす。

この島のホエールウォッチングには、他にもたくさんの先輩方の熱い想いと、クジラにまつわる笑いあり、感動あり、驚きありのエピソードであふれ返っています。

ただクジラを見るだけじゃないっす。
「えりせら寿夫さん」ならではのウォッチング。
私のボス「ビーナス聖秀さん」ならではのウォッチング。
座間味ホエールウォッチングの名物キャラ、「あなたの清」ならではのウォッチング。

そして、それぞれの船長を演出する、私や若手シバちゃんのガイド。

さらに、縁の下の力持ち・座間味村ホエールウォッチング協会の大坪事務局長や、探鯨部長のミホちゃん。
開拓期を支えた大先輩。
そして次世代を見据えた私たち。

この島は、マジでクジラ馬鹿ばかりっす(笑)。
でもね、本気のクジラ馬鹿が集まっているからこそ、座間味のホエールウォッチングは、他所とはひと味もふた味も違うんですよね~。
私たちにしかできないホエールウォッチング。
今シーズンも残りあとわずかっす。

安全に、思い切り楽しんでいただきましょう。

プロフィール

宮里 清司
宮里 清司
1977年・沖縄市生まれ。
中学生の頃から、父親の出身地である座間味島の海に潜り続けてきました。
大人になって座間味の海でガイドをするようになったのですが、父親との衝突や減圧症の軽症状に悩み、ダイビング業界を一時引退。
その後、何の縁か海の無い滋賀県に移り住み、ふとしたきっかけで警察官となり、機動隊で潜水士をしていました。
やっぱりダイビングからは離れられなかったです。
そして、座間味の海からも離れられなかったです。
警察官を辞めて、座間味の海に帰ってきました。
今は、子供の頃からずっと見続けてきた座間味の海でガイドダイバーとして、そして写真家として活動しています。

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