ザトウクジラ調査員が話す、ホエールウォッチング撮影のコツ。

今日、ちらっとですが雪が降ってました!
ボクにとって今冬の初雪です!

あっ、ど〜も。
40歳を過ぎても雪が降ると素直に嬉しくなってしまうボクっす。

気がつけば12月もあっという間に終わろうとしてますね〜。
本日28日で仕事納め(御用納め)となった人も多いんじゃないかなぁ。

 

座間味島ではホエールウォッチングが始まりました。

 そんな中、昨日から座間味村ホエールウォッチング協会の営業が始まりました!

ツアー初日は、幸先良く1頭のザトウクジラを見ることができたみたいっす♪
(今日はクジラが見つからず中止になったみたい)

座間味村のホエールウォッチング情報は、協会スタッフが毎日更新しているこちらのブログでチェックしてみてくださいね〜。

ホエールウォッチング時の撮影セットは、、、

さて、、、
ホエールウォッチングシーズンが盛り上がる前に、クジラ撮影の話題を書いていきますね〜。

ボクは、ホエールウォッチングの時は望遠仕様にセットした一眼レフカメラを使ってます。具体的にはCanon5DMarkⅡというフルサイズカメラに28-300mmの高倍率ズームレンズを組み合わせてます。

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これがまた、重いんだー。
カメラボディとレンズを合わせて約2.5kg!
でも、これならレンズ交換無しで広角から望遠まで幅広い撮影に対応できて便利ですよ〜。

広角でホエールウォッチングシーンをパチリ。

広角でホエールウォッチングシーンをパチリ。

300mmの望遠でブリーチをアップでパチリ。

300mmの望遠でブリーチをアップでパチリ。

150〜200mmくらいの中望遠域でブリーチを撮っている人物をパチリ。

150〜200mmくらいの中望遠域でブリーチを撮っている人物をパチリ。

重いけど、それだけの価値は十分にあります。

 

カメラの構え方も大事です。

で、ホエールウォッチングにはお客様それぞれカメラを持ってこられますが、クジラの撮影に慣れていない方はなかなか思うような写真が撮れずに悩んだりしてるんじゃないかなぁ。

そんなわけで!
今すぐできる簡単なクジラ撮影のコツをちょっとだけ。

「カメラの構え方」についてっす。

みなさんは、普段カメラをこのように持っているかと思います。

カメラストラップを首からかけて、カメラが胸の前にある状態。

で、クジラに限らず、撮影するときはこんな感じ。

陸上で何かを撮影するときは、こんな感じで脇をしっかり閉めていれば手ぶれも防げるしだいたい上手く撮ることができるはずです。

でも、この構え方で、ゆらゆら揺れている船の上から動くクジラを撮ると、だいたい手ぶれ(身体ぶれ)してこうなってしまいます。。。

シャッターチャンスを上手く撮ってはいるんですが、背景もクジラもブレてます。
ホエールウォッチングの臨場感があるといえばあるんですが、それを狙ってこう撮るのと手ぶれしちゃった写真はやっぱり違います、、、

最初に載せた写真とこの写真を比較するとわかりやすいかなぁ。

ね?違うでしょ?

この構え方は両手だけでカメラを支えているわけですから、足場がゆらゆらしていたりするとカメラもゆらゆらブレやすくなるわけなんです。

 

ブレにくいカメラの構え方は、、、

首にかけているカメラのストラップを、、、

右脇の下から通します。

で、カメラに付属のストラップは、ほとんどが裏側に滑り止め加工をしているので、裏返します

なぜ、裏返すかと言うと、
背中でストラップをスライドさせたいからなんです。

これ、クジラが海の中にいて、出てくるのを待っている時の構え方。

両手をフリーにして、肩の力も抜いて、リラックスしてます。

で、そろそろクジラが出るかもしれないなぁという時の構え方。

カメラを持って、サッと構えられるようにしてます。

で、クジラが水面に出てきていたり、いつ跳んでもおかしくない時の構え方。

いつでもシャッターを押せるように構えます。
ここで、右脇にご注目。
ストラップをしっかりと右脇で挟んじゃいましょう。

そうすることで、いざ!クジラを撮るときには、

右手と左手、さらに左肩の3点で、カメラをホールドしています。

で、よりカメラを安定して構えることができるし、手ぶれも防げる!

ここで、また比較してみます。

上は、ストラップの首かけ。下は、ストラップの斜めがけ。
見比べてみたら、カメラの安定感の違いを感じるかと思います。

あっ。ストラップの長さですが、長すぎたら左肩のホールドが効かないので、程よく自分の身体にフィットする長さに調節してくださいね。

で、ミラーレスカメラやコンデジの場合、さっき載せた写真みたいにカメラのファインダーを覗くのではなく液晶モニターを見ながらの撮影になるかと思います。

この場合は、両手と左肩の3点でカメラをホールドした状態で、液晶を見やすい距離にくるようにストラップを長くしてください。

バシッとクジラを撮るために。
まずは安定したカメラの構え方を覚えるといいですよ~。

今度は、iPhoneで撮影するコツも書いていきますね。

プロフィール

宮里 清司
宮里 清司
1977年・沖縄市生まれ。 中学生の頃から、父親の出身地である座間味島の海に潜り続けてきました。 大人になって座間味の海でガイドをするようになったのですが、父親との衝突や減圧症の軽症状に悩み、ダイビング業界を一時引退。 その後、何の縁か海の無い滋賀県に移り住み、ふとしたきっかけで警察官となり、機動隊で潜水士をしていました。 やっぱりダイビングからは離れられなかったです。 そして、座間味の海からも離れられなかったです。 警察官を辞めて、座間味の海に帰ってきました。 今は、子供の頃からずっと見続けてきた座間味の海でガイドダイバーとして、そして写真家として活動しています。