伝わる写真って。。。

はいさい!
沖縄・座間味島から、海へ帰ってきたダイビングガイド兼写真家のせ〜じです!

今日は薄曇りの空から少し晴れてきた感じの座間味島。
けっこう蒸し暑い1日でした!

久しぶりに海へ行ってきましたよ〜。
潜ることなく、ダイビングボートの船長だったんですが、やっぱ海がいいっすね〜。

いまうみ〜♪
なんて上機嫌で写真を撮っていたら、海面からなにやらナマグサい臭いが漂ってきました。

どうやら、私の関西遠征中にサンゴの産卵が終わってしまった模様です!
アンマヨ〜( ̄O ̄;)!

今年も見られなかったなぁ。。。
でも、まぁいっか(笑)。

 

「写真は写心」のお話です。

私のSNS友人に、三重県で写真家をされている「なるかわ あかね」さんという方がいます。

ふとしたきっかけで知り合い、まだ実際にお会いしたことはないのですが、「遺影写真家」として活動をされている一方で、ベビーマッサージもされているそうです。

人間の「生と死」というものに近いところで活動されているあかねさん。
ブログやSNSの投稿でしか触れ合っていないのですが、その「写真と言葉」に込められたあかねさんの感性にすごく惹かれてしまったんですよね〜。

なんて言ったらいいのかな。
優しくて、温かい想いがうんと込められている。
でも、悲しさや悩み、苦しみが痛いほど込められているときもあったりして。。。

1枚の写真を見ていて、その世界観と空気感に引き込まれていってしまうんです。

 

これって、あかねさんの想いとか感情が、しっかりと写真に込められているからなんですよね〜。
私の言葉で言う「写心」っす。

 

そんなあかねさんが書いた今日のブログ「好きです!」を読んで、いろいろと考えることがありました。(心がほっこりと温かくなるブログです。ぜひ、読んでみてください。)

生まれたての赤ちゃんを優しく抱いているお母さんと、その側で赤ちゃんを抱いてみたりお母さんに寄り添ったりする小さなお姉ちゃん。

そんな場面を温かく優しい気持ちで撮影しているあかねさん。

1枚1枚に、あかねさんの想いがたっぷり込められていて、お母さんの気持ちも小さなお姉ちゃんの感情も伝わってくる、素敵な写心。

私にはない、この「感性」がすごく好きなんです。
だから、写真家なるかわあかねのファンなんです。

でも、病室というシチュエーションで、光の状況が撮影には難しかったのかな。
白とびとか、ちょっと気にしてたみたい。

でも、伝わる写真だからいいじゃないですか〜。
なんて、ね。

 

伝わる写真、魅せる写真って。。。

ここから、私の思考の時間が始まりました(笑)。
尊敬してやまない坪井さん方式で、写真(写心)というものを、2つの軸で捉えてみます。

ひとつの軸は、「撮影の技術」。
露出、光源、構図、絞り・・・といった知識やテクニック論みたいなヤツ。

もうひとつの軸は、「感性」。
撮り手の想いや感情、モデルの想いや感情、写真を見る人に込める想い、、、といった内面的なヤツ。

最近は、カメラやスマホの性能がものすごく良くなってきているので、知識や技術がなくても、カメラ任せでそれなりにいい写真が撮れるようになってますよね〜。

なので、技術的に下手すぎるということは、ほぼありえない世の中になっているんじゃないかなぁ。
誤解を恐れずに言うなら、誰でもそこそこいい写真を撮ることはできます!
誰でもそこそこキレイな写真が撮れる現代だからこそ、「いかに、想いを込めて撮るか」。

 

私が考える、伝わる写真・魅せる写真って、こういうことやと思うんです。

知識やテクニック的なことについては、知っていればそれに越したことはありませんが、それにとらわれすぎちゃうと、感性をしぼめてしまうこともあるので注意っす。バランスが、大事なのかなぁ。

 

感性がないんです。。。っていうあなたへ。

私は感性(センス)がないから、、、という方も多いかと思います。
でも、感性って人それぞれがすでに持っているものなんです。

だからそれを磨いちゃいましょう(笑)。
いろいろな写真や、言葉に触れてみたり、誰かと話してみたり、普段から意識しながらそうしていくと感性って磨かれていくものなんだと、そう信じてます。

先日、ものすごく刺激を受けた「詩」を紹介しますね。

「自分の感受性くらい」  茨木 のり子

ぱさぱさに乾いてゆく心を
ひとのせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて

気難しくなってきたのを
友人のせいにはするな
しなやかさを失ったのはどちらなのか

苛立つのを
近親のせいにはするな
なにもかも下手だったのはわたくし

初心消えかかるのを
暮らしのせいにはするな
そもそもが ひよわな志しにすぎなかった

駄目なことの一切を
時代のせいにはするな
わずかに光る尊厳の放棄

自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ

あなたにはあなたの感性があるんです。

自分の感性くらい、自分で守ろう。
自分の感性くらい、自分で磨こう。

自分の「感性」を大事にして、写真に乗せちゃいましょ。

あっ!でも、技術と感性のバランスも大事っす。
感性だけが突き抜けて技術が下手くそすぎると、これまた伝わらないヤツになっちゃいます。
(芸術がいき過ぎちゃったヤツね。)

 

長くなっちゃった。
着地点もぼやけてしまいましたが、今日はこれで終わりっ!

もっと煮詰めて、また書きます。

プロフィール

宮里 清司
宮里 清司
1977年・沖縄市生まれ。 中学生の頃から、父親の出身地である座間味島の海に潜り続けてきました。 大人になって座間味の海でガイドをするようになったのですが、父親との衝突や減圧症の軽症状に悩み、ダイビング業界を一時引退。 その後、何の縁か海の無い滋賀県に移り住み、ふとしたきっかけで警察官となり、機動隊で潜水士をしていました。 やっぱりダイビングからは離れられなかったです。 そして、座間味の海からも離れられなかったです。 警察官を辞めて、座間味の海に帰ってきました。 今は、子供の頃からずっと見続けてきた座間味の海でガイドダイバーとして、そして写真家として活動しています。

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